【講演会】2005年9月18日(日)戦争の加害と抵抗 ― 2005/09/06 16:33
友人より、講演会の案内です。
貴重な証言を聞く機会になります。
当時の時代状況で「反戦」を訴えることの厳しさを思うとき、
今のように恵まれた状況で「傍観者」でいたならば、
つまりは反戦・平和の意思表示をしなければ、
民主主義も平和主義も戦後60年も、その意味を失うといっていいでしょう。
民主主義も平和も、そして日本国憲法も与えられたものでは決してなく、
戦前に闘ってきた執筆家、活動家、記者、名もなき市民が、凄まじい弾圧の中から勝ち得たものではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きたる9月18日は、1931年に日本が中国を侵略していく発端と
なった柳条湖事件の起きた日です。中国東北部の奉天(瀋陽)近郊
の柳条湖で鉄道を自ら爆破、これを中国側のしわざとでっちあげ、
侵略を開始しました。この愚行を忘れず胸に刻み、いまの時代と向
き合っていくための講演会を企画しました。
「兄弟たち、君らの真の敵はここにはいない」 ――
かつて日中戦争のさなか、中国の最前線で日本軍に向かって
反戦を呼びかけた日本人たちの一群がありました。
「売国奴」、「国賊」などと罵られながらも、どうして彼らが反戦運動
に立ち上がっていったのか。日本軍の銃弾に身をさらし、多くの犠牲
者を出しながら、どうして反戦の呼びかけをやめなかったのか。日本
人反戦同盟のたたかいは、これからの極北の時代にこそ輝きを増す
でしょう。今回は、反戦同盟を立ち上げた一人、前田光繁さん(89歳)
の体験を聞きます。
また、この国には、敗戦後に戦犯として中国に抑留されるなかで
自らの加害行為を被害者の立場にたって認め、帰国後は反戦平和・
日中友好の活動に半世紀を捧げてきた元兵士たちの一群がいます。
中国帰還者連絡会の坂倉清さん(85歳)から、戦場での体験と、戦犯
管理所での生活を語ってもらいます。
なお、この集会は、扶桑社の歴史教科書を採択した杉並区で開催
することといたしました。
===========================
戦後六〇周年 9・18記念講演会
戦 争 の 加 害 と 抵 抗
― かつて最前線で反戦を呼びかけた日本人たちがいた ―
日時:9月18日(日)13:00開場・13:30開会
場所:杉並区・高井戸区民センター
地図:http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0002.htm
参加費:500円
【内容】
証言:前田光繁(元日本人反戦同盟員)
解説:姫田光義(中央大学教授)
証言:坂倉清(元BC級戦犯)
映像:「戦犯管理所・再訪」
主催:撫順の奇蹟を受け継ぐ会 http://www.tyuukiren.org
共催:日中友好元軍人の会
不戦兵士・市民の会
関東日中平和友好会
※この件に関するお問い合わせはtyuukiren@yahoo.co.jp まで
貴重な証言を聞く機会になります。
当時の時代状況で「反戦」を訴えることの厳しさを思うとき、
今のように恵まれた状況で「傍観者」でいたならば、
つまりは反戦・平和の意思表示をしなければ、
民主主義も平和主義も戦後60年も、その意味を失うといっていいでしょう。
民主主義も平和も、そして日本国憲法も与えられたものでは決してなく、
戦前に闘ってきた執筆家、活動家、記者、名もなき市民が、凄まじい弾圧の中から勝ち得たものではないだろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きたる9月18日は、1931年に日本が中国を侵略していく発端と
なった柳条湖事件の起きた日です。中国東北部の奉天(瀋陽)近郊
の柳条湖で鉄道を自ら爆破、これを中国側のしわざとでっちあげ、
侵略を開始しました。この愚行を忘れず胸に刻み、いまの時代と向
き合っていくための講演会を企画しました。
「兄弟たち、君らの真の敵はここにはいない」 ――
かつて日中戦争のさなか、中国の最前線で日本軍に向かって
反戦を呼びかけた日本人たちの一群がありました。
「売国奴」、「国賊」などと罵られながらも、どうして彼らが反戦運動
に立ち上がっていったのか。日本軍の銃弾に身をさらし、多くの犠牲
者を出しながら、どうして反戦の呼びかけをやめなかったのか。日本
人反戦同盟のたたかいは、これからの極北の時代にこそ輝きを増す
でしょう。今回は、反戦同盟を立ち上げた一人、前田光繁さん(89歳)
の体験を聞きます。
また、この国には、敗戦後に戦犯として中国に抑留されるなかで
自らの加害行為を被害者の立場にたって認め、帰国後は反戦平和・
日中友好の活動に半世紀を捧げてきた元兵士たちの一群がいます。
中国帰還者連絡会の坂倉清さん(85歳)から、戦場での体験と、戦犯
管理所での生活を語ってもらいます。
なお、この集会は、扶桑社の歴史教科書を採択した杉並区で開催
することといたしました。
===========================
戦後六〇周年 9・18記念講演会
戦 争 の 加 害 と 抵 抗
― かつて最前線で反戦を呼びかけた日本人たちがいた ―
日時:9月18日(日)13:00開場・13:30開会
場所:杉並区・高井戸区民センター
地図:http://www.yoyaku.city.suginami.tokyo.jp/HTML/0002.htm
参加費:500円
【内容】
証言:前田光繁(元日本人反戦同盟員)
解説:姫田光義(中央大学教授)
証言:坂倉清(元BC級戦犯)
映像:「戦犯管理所・再訪」
主催:撫順の奇蹟を受け継ぐ会 http://www.tyuukiren.org
共催:日中友好元軍人の会
不戦兵士・市民の会
関東日中平和友好会
※この件に関するお問い合わせはtyuukiren@yahoo.co.jp まで
9.11衆議院選挙-その4 ― 2005/09/12 12:16

朝一に投票場に行って、"改め立会人"なるものをしようと思ってたのですが、起きたら既に7時。
断念して、家族に
マニフェストうらない▼
http://www.mani-uranai.com/
なるものを薦める。
学校近くでお祭りをしていたので、お弁当は冷蔵庫に入れて、同級生と露店(といっても子ども会みたいな感じ・・・)で焼きそばとフランクを食べる。
ついつい我慢できずにビールも買ってしまった。
残念ながらアサヒ・ドライしかない。
暑さも手伝って、美味しく感じるから不思議だ。
夜ご飯にお弁当をつついていたら、同級生の一人が台湾のより帰国。
大学時代の友人からも、成田エクスプレスの中から「台湾から帰ってきたよー」メールがあった。
先輩が選挙予想などをやってる。
J大学法学部政治学科で、今回の候補者の一人I・Kに習ってた同級生は、あのセンセ、超ケバイ等とか暴露(←大げさ!)。
別にけばくても何でもいいけど、元軍縮大使でありながら(いや、だからこそか?)、結局御用学者。
TBSラジオの選挙速報を聞きながら帰宅。
冷蔵庫にエビスビールを発見。
JANJANの選挙速報▼
http://www.janjan.jp/index.php?PHPSESSID=30585ba8ff7718a4247d9854869c9084
見ながらビール飲みつつ暗ーい気持ちになる。
テレビの速報番組の酷さに、ほどほど地に落ちたマスコミを実感。
それにしても・・・周りにだーれも自民に入れた人がいないのになー。
一般人も含めて。
増税もやだなぁー。
イラク派兵が続くの許せんなぁー。
(ロシアから武器買うとか新聞に出てたし)
エネルギー政策もこのままなのか・・・。
昨日は衆愚政治への大きな一歩を踏み出してしまった日と記念するしかないな。
断念して、家族に
マニフェストうらない▼
http://www.mani-uranai.com/
なるものを薦める。
学校近くでお祭りをしていたので、お弁当は冷蔵庫に入れて、同級生と露店(といっても子ども会みたいな感じ・・・)で焼きそばとフランクを食べる。
ついつい我慢できずにビールも買ってしまった。
残念ながらアサヒ・ドライしかない。
暑さも手伝って、美味しく感じるから不思議だ。
夜ご飯にお弁当をつついていたら、同級生の一人が台湾のより帰国。
大学時代の友人からも、成田エクスプレスの中から「台湾から帰ってきたよー」メールがあった。
先輩が選挙予想などをやってる。
J大学法学部政治学科で、今回の候補者の一人I・Kに習ってた同級生は、あのセンセ、超ケバイ等とか暴露(←大げさ!)。
別にけばくても何でもいいけど、元軍縮大使でありながら(いや、だからこそか?)、結局御用学者。
TBSラジオの選挙速報を聞きながら帰宅。
冷蔵庫にエビスビールを発見。
JANJANの選挙速報▼
http://www.janjan.jp/index.php?PHPSESSID=30585ba8ff7718a4247d9854869c9084
見ながらビール飲みつつ暗ーい気持ちになる。
テレビの速報番組の酷さに、ほどほど地に落ちたマスコミを実感。
それにしても・・・周りにだーれも自民に入れた人がいないのになー。
一般人も含めて。
増税もやだなぁー。
イラク派兵が続くの許せんなぁー。
(ロシアから武器買うとか新聞に出てたし)
エネルギー政策もこのままなのか・・・。
昨日は衆愚政治への大きな一歩を踏み出してしまった日と記念するしかないな。
【転載】マイケル・ムーアから合衆国大統領への公開書簡 ― 2005/09/12 13:38
寺尾さんより、MLへの投稿の転載です。
―――――――― 以下転送 ―――――――
寺尾@多治見です。
[JCJふらっしゅ]2005/09/09 828号 に載っていた「マイケル・ムーア
から合衆国大統領への公開書簡」を転送します。英語原文は以下にあります。
http://www.michaelmoore.com/words/message/index.php?messageDate=2005-09-02
Vacation is Over... an open letter from Michael Moore to George W. Bush
[JCJふらっしゅ]
世界の平和にかかわる最新ニュース、マスメディアのニュースの検証など、市
民とジャーナリストを真実の情報でつなぐメールマガジンです。メディア関係
者、ジャーナリスト志望学生必見の情報を満載。
◇バックナンバー◇ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000102032
◇購読申込み◇ http://www.mag2.com/m/0000102032.htm
──────────────────────────────────
▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~
マイケル・ムーアから合衆国大統領への公開書簡
フランスに本部があるATTACインターナショナルのメルマガ、「砂の
粒」524号(9月7日号)が、アメリカの映画作家、マイケル・ムーア氏
ブッシュ大統領に宛てた公開の手紙を紹介していました。逆説とアイロニーは
痛烈なものがあります。
元のムーア氏主宰のサイト(末尾にURLを記載)の英語原文にも当たって
みました。その調子を日本語で再現するのは難しいのですが、ちょっと訳して
みました。間違いがあるだろうと思いますが、その場合はご訂正ください。小
泉流を徹底的に批判するには、このようなムーア流のやっつけ方が必要なんで
はないか、と痛感しています。以下のとおりです。
訳者=桂 敬一(JCJ会員)
* * * * * *
拝啓 ブッシュさん 2005年9月2日、金曜日
あなたのたくさんのヘリコプターはいまどこですか。そのことをちょっとで
も考えていますか。カトリーナの大洪水からもう5日目。まだ何万もの人が
ニューオーリンズに閉じ込められたままです。いまヘリが必要なのは、この人
たちです。
あなたはあのたくさんの軍用ヘリを、いったいどこに散り散りばらばらにで
きたものでしょう。見つけるには助けが要るでしょうね。私も一度、スーパー
のシアーズの駐車場で、自分のボロ車を見つけられなくなったことがありま
す。実に厄介な経験でした。
それから、国を守るわが国の兵士たちがいまどこにいるかについても、頭が
回っていますか。私たちは本当なら、今度のことで、彼らの助けを当てにでき
たはずですね。彼らは国土の災害には喜んで救助に当たると、誓約しているか
らです。彼らがすぐ現場に来て仕事を始められないのは、どういうわけなんで
しょうね。
先週の木曜日、私はフロリダの南部に滞在、カトリーナの眼が頭のうえを通
過するあいだ、外に座っていました。ハリケーンの威力度としては、最低レベ
ルの1でした。それでも生やさしいものではありませんでした。11人が死亡
し、今日もまだ電気の来ない家が何軒もあります。あの晩の気象予報は、この
ハリケーンがニューオーリンズに向かっている、といっていました。それが木
曜日です。そのことを、だれもあなたにいわなかったんじゃないですか。
あなたは休暇を邪魔されたくなかった。悪いニュースも嫌だった。おまけに
チャリティ・イベントに出かけなければならなかった。なにも知らず、やがて
悪罵にさらされる、イラクで殺された兵士の母親たち、シンディー・シーハン
さんたちが来て、待ち構えていました。あなたはしっかり、彼女たちを見せ物
にしましたね。
私がとくに気になったのは、ハリケーンの翌日、あなたが、被害地のルイジ
アナに飛ぶ代わりに、ビジネス仲間のパーティに出るため、遠いカリフォルニ
アのサンディエゴまで飛んだことです。そのことで人に悪口をいわせてはいけ
ませんね。所詮、嵐は過ぎ去っていました。あのとき何ができたというんで
しょう。堤防の穴に自分の指を突っ込み、ふさいでいればよかったんでしょう
かね。
そして、ニューオーリンズに向けられる工兵隊の予算をこの夏、連続3年目
となるかたちで削減したことについても、今後必ず批判する人間が出てきます
が、そういう人たちのいうことも、聞かないほうがいい。あなたはこういえば
いいんです。かりに堤防改修予算があったとしても、工兵隊は堤防を直しには
いけなかった―彼らにはもっと重要な工事があった。それはイラクの民主主義
の建設だ!
3日目、あなたが遂に休暇の別荘を発ち、大統領専用機、エア・フォース・
ワンがニューオーリンズ上空にさしかかり、パイロットに飛行機を雲のうえか
ら降下させたとき、私は率直にいって、心を動かされました。あなたは被災地
を一望できました。しかし、それではあなたは、そこにとどまれないし、ハン
ドマイクを握ることもできず、廃墟のうえに立ち、最高司令官として振る舞う
こともできないことは、すぐわかりました。そこにいって、そうすればよかっ
たのにと。
やがてこの悲劇を政治的な問題とし、あなたに反対するために利用する人た
ちが出てくるでしょう。支持者たちが影響されないように、遮断しておくこと
が大事です。何も答えないのが得策です。メキシコ湾の水温の上昇が今回のよ
うな避けがたい嵐を引き起こすのであり、今回の悲劇の発生も予想できた、と
いってきたうるさい科学者たちも、抱え込んでおけばいいんです。
みんなを、地球の温暖化にぬくぬくと安んじている腰抜けたち全部を、なに
も知らない状態に置いておくことです。今度のハリケーンだって、とくに異常
なことは何もありません。それは、ニューヨークからクリーブランドにかけて
発生する威力度4レベルの竜巻と、同じ程度の広がりを持つだけです。
そうなんです、ブッシュさん、これまで同様、何ごともなかったようにやっ
ていけばいいのです。ニューオーリンズの住民の30%が貧困層であるとか、
何万もの人たちが町を離れる有効な交通手段を持っていなかったとかは、あな
たの罪ではありません。そうです、彼らはみんな黒人です! こんなことは、
メーン州の高級保養地、ケンネバンクポートでは起こりようがないんです。
あなたは、白人たちが5日間も屋根のうえに取り残されている光景を、想像
できますか。笑わせないでくださいよ。この際は、人種ということには何の意
味もありません。何にもです!
いまのままでけっこうなんです、ブッシュさん。ただ、急いで軍用ヘリを何
機か見つけ、現地に派遣するようにしましょう。あとは、ニューオーリンズや
メキシコ湾岸の人たちを、サダム・フセインの故郷、イラクのティクリートの
近くに住む人たちのように思い、取り扱っていけばいいんです。たやすいこと
じゃないですか。
敬具
マイケル・ムーア
www.michaelmoore.com/
追伸:あのうるさい母さん、シンディー・シーハンはあなたの牧場にはもうい
ません。シンディーはイラク戦争で死んだ兵士の縁故者たち数十人と一緒に、
途中たくさんの都市に立ち寄りながら今車を走らせているところです。9月21
日にワシントンDCに着く前に、追いつけるかもしれませんよ。[追伸部分は桂
さんの訳では省いてありましたが、寺尾が翻訳追記しました。]
―――――――― 以下転送 ―――――――
寺尾@多治見です。
[JCJふらっしゅ]2005/09/09 828号 に載っていた「マイケル・ムーア
から合衆国大統領への公開書簡」を転送します。英語原文は以下にあります。
http://www.michaelmoore.com/words/message/index.php?messageDate=2005-09-02
Vacation is Over... an open letter from Michael Moore to George W. Bush
[JCJふらっしゅ]
世界の平和にかかわる最新ニュース、マスメディアのニュースの検証など、市
民とジャーナリストを真実の情報でつなぐメールマガジンです。メディア関係
者、ジャーナリスト志望学生必見の情報を満載。
◇バックナンバー◇ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000102032
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▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~▽~
マイケル・ムーアから合衆国大統領への公開書簡
フランスに本部があるATTACインターナショナルのメルマガ、「砂の
粒」524号(9月7日号)が、アメリカの映画作家、マイケル・ムーア氏
ブッシュ大統領に宛てた公開の手紙を紹介していました。逆説とアイロニーは
痛烈なものがあります。
元のムーア氏主宰のサイト(末尾にURLを記載)の英語原文にも当たって
みました。その調子を日本語で再現するのは難しいのですが、ちょっと訳して
みました。間違いがあるだろうと思いますが、その場合はご訂正ください。小
泉流を徹底的に批判するには、このようなムーア流のやっつけ方が必要なんで
はないか、と痛感しています。以下のとおりです。
訳者=桂 敬一(JCJ会員)
* * * * * *
拝啓 ブッシュさん 2005年9月2日、金曜日
あなたのたくさんのヘリコプターはいまどこですか。そのことをちょっとで
も考えていますか。カトリーナの大洪水からもう5日目。まだ何万もの人が
ニューオーリンズに閉じ込められたままです。いまヘリが必要なのは、この人
たちです。
あなたはあのたくさんの軍用ヘリを、いったいどこに散り散りばらばらにで
きたものでしょう。見つけるには助けが要るでしょうね。私も一度、スーパー
のシアーズの駐車場で、自分のボロ車を見つけられなくなったことがありま
す。実に厄介な経験でした。
それから、国を守るわが国の兵士たちがいまどこにいるかについても、頭が
回っていますか。私たちは本当なら、今度のことで、彼らの助けを当てにでき
たはずですね。彼らは国土の災害には喜んで救助に当たると、誓約しているか
らです。彼らがすぐ現場に来て仕事を始められないのは、どういうわけなんで
しょうね。
先週の木曜日、私はフロリダの南部に滞在、カトリーナの眼が頭のうえを通
過するあいだ、外に座っていました。ハリケーンの威力度としては、最低レベ
ルの1でした。それでも生やさしいものではありませんでした。11人が死亡
し、今日もまだ電気の来ない家が何軒もあります。あの晩の気象予報は、この
ハリケーンがニューオーリンズに向かっている、といっていました。それが木
曜日です。そのことを、だれもあなたにいわなかったんじゃないですか。
あなたは休暇を邪魔されたくなかった。悪いニュースも嫌だった。おまけに
チャリティ・イベントに出かけなければならなかった。なにも知らず、やがて
悪罵にさらされる、イラクで殺された兵士の母親たち、シンディー・シーハン
さんたちが来て、待ち構えていました。あなたはしっかり、彼女たちを見せ物
にしましたね。
私がとくに気になったのは、ハリケーンの翌日、あなたが、被害地のルイジ
アナに飛ぶ代わりに、ビジネス仲間のパーティに出るため、遠いカリフォルニ
アのサンディエゴまで飛んだことです。そのことで人に悪口をいわせてはいけ
ませんね。所詮、嵐は過ぎ去っていました。あのとき何ができたというんで
しょう。堤防の穴に自分の指を突っ込み、ふさいでいればよかったんでしょう
かね。
そして、ニューオーリンズに向けられる工兵隊の予算をこの夏、連続3年目
となるかたちで削減したことについても、今後必ず批判する人間が出てきます
が、そういう人たちのいうことも、聞かないほうがいい。あなたはこういえば
いいんです。かりに堤防改修予算があったとしても、工兵隊は堤防を直しには
いけなかった―彼らにはもっと重要な工事があった。それはイラクの民主主義
の建設だ!
3日目、あなたが遂に休暇の別荘を発ち、大統領専用機、エア・フォース・
ワンがニューオーリンズ上空にさしかかり、パイロットに飛行機を雲のうえか
ら降下させたとき、私は率直にいって、心を動かされました。あなたは被災地
を一望できました。しかし、それではあなたは、そこにとどまれないし、ハン
ドマイクを握ることもできず、廃墟のうえに立ち、最高司令官として振る舞う
こともできないことは、すぐわかりました。そこにいって、そうすればよかっ
たのにと。
やがてこの悲劇を政治的な問題とし、あなたに反対するために利用する人た
ちが出てくるでしょう。支持者たちが影響されないように、遮断しておくこと
が大事です。何も答えないのが得策です。メキシコ湾の水温の上昇が今回のよ
うな避けがたい嵐を引き起こすのであり、今回の悲劇の発生も予想できた、と
いってきたうるさい科学者たちも、抱え込んでおけばいいんです。
みんなを、地球の温暖化にぬくぬくと安んじている腰抜けたち全部を、なに
も知らない状態に置いておくことです。今度のハリケーンだって、とくに異常
なことは何もありません。それは、ニューヨークからクリーブランドにかけて
発生する威力度4レベルの竜巻と、同じ程度の広がりを持つだけです。
そうなんです、ブッシュさん、これまで同様、何ごともなかったようにやっ
ていけばいいのです。ニューオーリンズの住民の30%が貧困層であるとか、
何万もの人たちが町を離れる有効な交通手段を持っていなかったとかは、あな
たの罪ではありません。そうです、彼らはみんな黒人です! こんなことは、
メーン州の高級保養地、ケンネバンクポートでは起こりようがないんです。
あなたは、白人たちが5日間も屋根のうえに取り残されている光景を、想像
できますか。笑わせないでくださいよ。この際は、人種ということには何の意
味もありません。何にもです!
いまのままでけっこうなんです、ブッシュさん。ただ、急いで軍用ヘリを何
機か見つけ、現地に派遣するようにしましょう。あとは、ニューオーリンズや
メキシコ湾岸の人たちを、サダム・フセインの故郷、イラクのティクリートの
近くに住む人たちのように思い、取り扱っていけばいいんです。たやすいこと
じゃないですか。
敬具
マイケル・ムーア
www.michaelmoore.com/
追伸:あのうるさい母さん、シンディー・シーハンはあなたの牧場にはもうい
ません。シンディーはイラク戦争で死んだ兵士の縁故者たち数十人と一緒に、
途中たくさんの都市に立ち寄りながら今車を走らせているところです。9月21
日にワシントンDCに着く前に、追いつけるかもしれませんよ。[追伸部分は桂
さんの訳では省いてありましたが、寺尾が翻訳追記しました。]
湯葉は美味しい ― 2005/09/12 23:59
学校のKセンセを囲む会を開催。
苦手(と言ってはいけないのだが)だった民法が、センセの論理だとすうっと理解できる。
まるで麻薬。
お肉は一切口にしないというセンセなので、お店選びにちょっと苦慮。
自然食レストラン、有機野菜使ってます、ってお店はどこも客単価が高いのよね。
結局直前にネットで探して、
▼和ダイニング 「豆納戸」
http://www.saitamaya.net/mamenando/
を予約。
学生7人でセンセを囲み、至福のときを過ごしました。
もっともっと勉強して、センセともっと深い議論が出来るようになればよいなぁと思いました。
ビールをグラスに3杯ぐらい飲んだかな。
湯葉がとても美味しかった。
食事はどれも上品。
程よい緊張感からか、空腹だったのも一気に納まってちょうど良い。
センセが帰られてから2次会は「白木屋」へ。
モンテローザ系は避けたかったのだが…。
▼白木屋・魚民で飲まない会
http://www.jca.apc.org/~monsoon/nomanaikai2000.htm
(飲まない会のサイトがリンク切れ)
苦手(と言ってはいけないのだが)だった民法が、センセの論理だとすうっと理解できる。
まるで麻薬。
お肉は一切口にしないというセンセなので、お店選びにちょっと苦慮。
自然食レストラン、有機野菜使ってます、ってお店はどこも客単価が高いのよね。
結局直前にネットで探して、
▼和ダイニング 「豆納戸」
http://www.saitamaya.net/mamenando/
を予約。
学生7人でセンセを囲み、至福のときを過ごしました。
もっともっと勉強して、センセともっと深い議論が出来るようになればよいなぁと思いました。
ビールをグラスに3杯ぐらい飲んだかな。
湯葉がとても美味しかった。
食事はどれも上品。
程よい緊張感からか、空腹だったのも一気に納まってちょうど良い。
センセが帰られてから2次会は「白木屋」へ。
モンテローザ系は避けたかったのだが…。
▼白木屋・魚民で飲まない会
http://www.jca.apc.org/~monsoon/nomanaikai2000.htm
(飲まない会のサイトがリンク切れ)
【裁判傍聴】9月28日(水)11時より ― 2005/09/16 07:48
以下、友人から。
今年3月の原告証言の傍聴に行きました。
通訳を二人介しての証言。
性暴力によって奪われた、原告の方の青春、幸せを思うと、怒りがこみ上げてきました。
普通の裁判と違って、国側は一切証言も抗弁もしません。
「国家無問責」ってヤツです。
証人申請が通るか否かの重要な裁判です。
一人でも多くの方に傍聴していただけますよう、お願いします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
傍聴席から支えよう!日本軍による性暴力被害者。
――中国・海南島からの訴え――
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日本軍の性暴力被害者たちが、60年後に起こした裁判。
裁判官は被害者の証言を聞かないまま、判決を下そうとしています。
被害者の話を聞いて、良い判決を書いてもらうために、
ぜひ、傍聴席で、裁判を支える「世論」になってください!
◆◆日時・場所:◆◆
9月28日(水)午前11時~
東京地裁627号法廷
(地下鉄丸の内線・千代田線霞ヶ関A1出口すぐ)
裁判後、弁護士会館の502号室で、報告集会があります。
裁判の解説と、支援団体の学生の海南島スタディツアーの報告を行う予定です。
現地で被害者の方にお会いした感想などを交えて行います。
※詳しい被害の事実、裁判経過などはHPをご覧ください。
http://hainannet.hp.infoseek.co.jp/index.htm
◆◇◆◇◆◇海南島裁判て、何?◇◆◇◆◇◆◇
=====66年前、海南島で何が起きたのか=====
海南島は、中国の南端に位置する、台湾と同じくらいの大きさの島です。
日本軍は1937年の盧溝橋事件以来、中国各地での戦闘を本格的に開始しました。
そのなかで、39年に海南島に上陸、太平洋地域など南方侵攻の拠点としました。
このとき、日本軍は東アジア各地で、軍による性奴隷制、いわゆる「慰安婦」制度を
実施し、多くの女性に組織的な性暴力を振るいました。
それは、この海南島でも例外ではありませんでした。
=====証言、そして裁判へ=====
90年代に入り、元「慰安婦」制度の被害者の方々が、東アジア各地で実名を公表し、
被害の証言を語りはじめました。
そして、日本政府に謝罪と賠償を求めて、各地から被害者が裁判をはじめました。
海南島でも、日本軍占領から60年以上が経過した2001年、8名の被害者が、
自らの尊厳の回復を求めて、日本政府を提訴しました。
=====尋問の成功、裁判長の交代…=====
そして2005年。
3月には、海南島から81歳になる被害者の方が証人として来日され、4時間に及ぶ法廷での証言を行われました。
しかし、翌月の4月、証言を聞いた裁判官は交代してしまいました。
新しい裁判官は、紙に書かれた証言に目を通すだけです。
こんなことで、被害者の方のためになる判決は期待できません。
しかも、その次の裁判では、裁判官は居眠りをしていました。
=====ふたたび、証人尋問もとめて=====
この状況をなんとかするため、私たちは新たな被害者の方や、海南島の歴史を調査されている方を証人として採用するよう裁判所に求めていました。
ところが、裁判官の反応は良くなく、新たな証人の採用すら難しそうです。
さらに悪いことに、裁判官はそろそろこの裁判を終わらせようとしています。
第一審で悪い判決を下された場合、控訴してもそれを覆すのはなかなか困難です。
被害者の方の話を直接聞かないままの判決が、良いものになるでしょうか。
なんとか、地裁で良い判決を引き出さなければいけません。
=====傍聴席からの、まなざしを!!=====
被害者の証人尋問を実現させ、裁判官に良い判決を書かせるためには、
たくさんの傍聴者が必要です。
裁判官にとっては、たった30~40程度の小法廷の傍聴席が「世論」となります。
それすら埋まらなければ、この裁判は裁判官にとって、数ある事務作業のひとつに埋もれてしまい、真摯な判決など望めないはずです。
被害者の尊厳を取り戻すため、9月28日11時から、
東京地裁の傍聴席で、裁判を見届けてください。
よろしくお願いします!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
連絡先:ハイナンNET(中国海南島戦時性暴力被害者の
謝罪と賠償を求めるネットワーク)
/中国人戦争被害者の要求を支える会
〒170-0005
東京都豊島区南大塚3-44-14-3F
中国人戦争被害者の要求を支える会内 ハイナンNET
TEL:03-5396-6067 FAX:03-5390-6068
e-mail:suopei@tky.3web.ne.jp
HP:http://hainannet.hp.infoseek.co.jp/index.htm
今年3月の原告証言の傍聴に行きました。
通訳を二人介しての証言。
性暴力によって奪われた、原告の方の青春、幸せを思うと、怒りがこみ上げてきました。
普通の裁判と違って、国側は一切証言も抗弁もしません。
「国家無問責」ってヤツです。
証人申請が通るか否かの重要な裁判です。
一人でも多くの方に傍聴していただけますよう、お願いします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
傍聴席から支えよう!日本軍による性暴力被害者。
――中国・海南島からの訴え――
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
日本軍の性暴力被害者たちが、60年後に起こした裁判。
裁判官は被害者の証言を聞かないまま、判決を下そうとしています。
被害者の話を聞いて、良い判決を書いてもらうために、
ぜひ、傍聴席で、裁判を支える「世論」になってください!
◆◆日時・場所:◆◆
9月28日(水)午前11時~
東京地裁627号法廷
(地下鉄丸の内線・千代田線霞ヶ関A1出口すぐ)
裁判後、弁護士会館の502号室で、報告集会があります。
裁判の解説と、支援団体の学生の海南島スタディツアーの報告を行う予定です。
現地で被害者の方にお会いした感想などを交えて行います。
※詳しい被害の事実、裁判経過などはHPをご覧ください。
http://hainannet.hp.infoseek.co.jp/index.htm
◆◇◆◇◆◇海南島裁判て、何?◇◆◇◆◇◆◇
=====66年前、海南島で何が起きたのか=====
海南島は、中国の南端に位置する、台湾と同じくらいの大きさの島です。
日本軍は1937年の盧溝橋事件以来、中国各地での戦闘を本格的に開始しました。
そのなかで、39年に海南島に上陸、太平洋地域など南方侵攻の拠点としました。
このとき、日本軍は東アジア各地で、軍による性奴隷制、いわゆる「慰安婦」制度を
実施し、多くの女性に組織的な性暴力を振るいました。
それは、この海南島でも例外ではありませんでした。
=====証言、そして裁判へ=====
90年代に入り、元「慰安婦」制度の被害者の方々が、東アジア各地で実名を公表し、
被害の証言を語りはじめました。
そして、日本政府に謝罪と賠償を求めて、各地から被害者が裁判をはじめました。
海南島でも、日本軍占領から60年以上が経過した2001年、8名の被害者が、
自らの尊厳の回復を求めて、日本政府を提訴しました。
=====尋問の成功、裁判長の交代…=====
そして2005年。
3月には、海南島から81歳になる被害者の方が証人として来日され、4時間に及ぶ法廷での証言を行われました。
しかし、翌月の4月、証言を聞いた裁判官は交代してしまいました。
新しい裁判官は、紙に書かれた証言に目を通すだけです。
こんなことで、被害者の方のためになる判決は期待できません。
しかも、その次の裁判では、裁判官は居眠りをしていました。
=====ふたたび、証人尋問もとめて=====
この状況をなんとかするため、私たちは新たな被害者の方や、海南島の歴史を調査されている方を証人として採用するよう裁判所に求めていました。
ところが、裁判官の反応は良くなく、新たな証人の採用すら難しそうです。
さらに悪いことに、裁判官はそろそろこの裁判を終わらせようとしています。
第一審で悪い判決を下された場合、控訴してもそれを覆すのはなかなか困難です。
被害者の方の話を直接聞かないままの判決が、良いものになるでしょうか。
なんとか、地裁で良い判決を引き出さなければいけません。
=====傍聴席からの、まなざしを!!=====
被害者の証人尋問を実現させ、裁判官に良い判決を書かせるためには、
たくさんの傍聴者が必要です。
裁判官にとっては、たった30~40程度の小法廷の傍聴席が「世論」となります。
それすら埋まらなければ、この裁判は裁判官にとって、数ある事務作業のひとつに埋もれてしまい、真摯な判決など望めないはずです。
被害者の尊厳を取り戻すため、9月28日11時から、
東京地裁の傍聴席で、裁判を見届けてください。
よろしくお願いします!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
連絡先:ハイナンNET(中国海南島戦時性暴力被害者の
謝罪と賠償を求めるネットワーク)
/中国人戦争被害者の要求を支える会
〒170-0005
東京都豊島区南大塚3-44-14-3F
中国人戦争被害者の要求を支える会内 ハイナンNET
TEL:03-5396-6067 FAX:03-5390-6068
e-mail:suopei@tky.3web.ne.jp
HP:http://hainannet.hp.infoseek.co.jp/index.htm
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